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2016年11月02日健康コラム

痛み

痛みは持続時間によって急性痛慢性痛に分類されます。急性痛は怪我や急性の病気の時などに痛みが急激に起こる場合を指しますが、原因が取り除かれると速やかに消失します。これに対して慢性痛は少なくとも3か月から半年以上にわたり痛みが継続する場合で、突然発作性の激痛に襲われる場合もあれば、常にじわじわと痛む場合もあり、さまざまです。

そもそも痛みはなぜ起こるのでしょうか?
身体のある部位が連続して障害を受けると、脳は交感神経を緊張させ、末梢血管が収縮します。その結果血流が悪くなり、障害部位に酸素や栄養素が届けられなくなることによって、筋肉細胞が酸欠状態となります。この酸欠という危機状態に反応して、ブラジキニンやアセチルコリン、ヒスタミンなどの発痛物質がSOS信号として分泌されます。この発痛物質が神経の先端のセンサーに触れることで電気信号が発生し、脳に伝わって痛みとして感じるようになります。これが痛みのメカニズムです。筋肉の低酸素状態が続くと発痛物質の分泌に拍車をかけることになるため、発痛物質は増え続け、痛みが増強されるという悪循環に陥ります。

  痛みは「起きた異常や危険を知らせるシグナル の役割があり、身体にとって必要不可欠ではありますが、ないにこしたことはありません。
光セラピーは急性痛、慢性痛の双方に効果的ですが、光セラピーの波長には交感神経の緊張状態を緩和し、局所の血液循環を改善する働きがあるので、特に長引き、慢性化した痛みでお悩みの方におススメです。忙しくてなかなか通えない方のために光線器のレンタルも受け付けています。お気軽にご相談ください。
 
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